角打ちの強手 上図は70手目の局面です。羽生九段は59分の長考で△3八角と打ち込みました。駒損をいとわない強手です。▲3八同金は△同歩成はと金ができるので、飛車を逃げることになるでしょう。梶浦七段は28分の考慮で▲2五飛とかわしました。ここで羽生九段の継続手に注目です。 (羽生九段は前期の挑戦者。今期もまた決勝トーナメントの舞台に戻ってきた)