2020年7月27日 (月)

決戦の気配

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佐藤九段が△5五銀と攻勢に出たところに、梶浦六段は▲3五歩(49手目)と手薄になった桂頭を狙って真っ向から戦う姿勢を見せました。後手は桂取りが受けにくく、必然的に決戦に入るものと思われます。この前には、梶浦六段が1筋の歩を突いて▲1五歩から▲1四歩△同歩▲1二歩の確実な攻めを見せ、後手を焦らせていた事情がありました。佐藤九段も桂を狙われるのは承知で銀を出ていて、ここから剛腕を発揮してきそうです。どちらの思惑通りに進んでいるのでしょうか。今後の動向に注目です。