2020年7月 6日 (月)

終盤へ

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21時頃、ここまでは受けの手が多かった後手の高野五段ですが、これ以上は辛抱していられぬと、図の△8六同角と銀を食い取って、▲同歩に△8七歩と攻め合いに向かいました。これで一気に激しくなり、終盤戦になりそうです。

駒損するため、後手の攻めがやや細いですが、先に寄せに入れる利点もあります。玉頭の直撃弾と中心にして、△5八銀とサイドからの攻撃、△4五銀以下の駒補充などの筋があります。これらを組み合わせて、後手は攻めきれるでしょうか。

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