鹿児島県に来るのは初めてという豊島竜王・名人。七番勝負直前のインタビューでは「指宿白水館が一番行ってみたい場所」と語っていました。第6局は行われず、祝賀会という形で指宿に来訪。「対局で来るのとは全然違います」とほほえむ。
竜王戦開催地として定着し、豪華絢爛な宿として名高い「指宿白水館」は、羽生善治九段が永世七冠を達成した地としても知られています。名物の「砂むし風呂」は海外から来る旅行者にも好評です。
そして、指宿白水館に着いた豊島竜王・名人は、同地名物の砂像(さぞう)の前でパチリ。竜王・名人のビッグタイトルを同時に保持した4人目の棋士となり、「最強」にふさわしい終盤力を発揮しました。豊島竜王・名人は迫力のある造形にしばらく見入っていました。指宿白水館の支配人、従業員がその様子を見守っていました。