2019年12月17日 (火)

豊島将之竜王・名人の祝賀会(天童にて)その1

 豊島竜王・名人の祝賀会(天童編)をお送りします。今回も読売新聞文化部の吉田祐也が記事と写真を担当します。

 鹿児島・指宿での祝勝会を経て、豊島竜王・名人は17日夕方、竜王戦第7局が予定されていた山形県天童市に入りました。山形県に来るのは初めてとのこと。今回は祝勝会として訪問です。「東北地方に興味があります。それに天童は将棋のまち。ぜひ訪れてみたかったです」と笑顔。飛行機が苦手な豊島竜王・名人は鹿児島県指宿市に続き、山形県天童市にも陸路はるばるやってきました。

 第7局の立会人予定だった塚田泰明九段が祝勝会に参加します。竜王戦一行は天童駅に併設されている将棋資料館へ。途中、階段の壁には数々のタイトル戦の棋譜が貼られていました。豊島竜王・名人は、若き日の羽生善治九段が「七冠」に駆け上がる頃の棋譜をじっと見つめていました。

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(写真、記:読売新聞・吉田)