2019年6月24日の記事

2019年6月24日 (月)

Img_4470 終局直後、両者は早速口頭で感想戦を始めていた。

Img_4478 難解な将棋を中盤以降、徐々にリードを広げて押し切った近藤六段。

Img_4506 序盤に機敏に動きを見せた梶浦四段だったが、最後は届かなかった。

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Img_4529 新聞解説を務める中村太地七段(奥)が感想戦を見守る。

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本局の中継は以上で終わります。
次回の決勝トーナメントは、6月28日(金)関西将棋会館で藤井聡太七段(4組優勝)-近藤誠也六段(5組優勝)戦が行われます。どうぞお楽しみに。

20190624a105手で、近藤六段が梶浦四段をくだしました。終局時刻は21時58分。消費時間は▲近藤4時間45分、△梶浦4時間59分。勝った近藤六段は、次戦では藤井聡太七段(4組優勝)と対戦します。

2019062498図は21時50分の局面。後手玉はすでに収拾のつかない格好になっており、先手玉に全力で猛攻を仕掛けていますが、どうやらこの攻めが届かないことがはっきりしてきました。先手勝勢と言っていいようです。

2019062490図は21時30分過ぎの局面。△5五桂は29分の長考で打たれたもので、梶浦四段の残り時間は2分と追い込まれています。形勢は先手が少し良くなったように見えますが、先手玉も薄いためまだまだ予断を許さない状況が続きそうです。近藤六段の残り時間は24分です。

2019062485時刻は間もなく21時を回ります。近藤六段の指した▲6六銀は取られそうな銀を活用して5七の地点を受けたもの。△6六同とには▲同飛と取れば手順に桂取りになる仕掛けです。対して梶浦四段は△6四歩と辛抱しています。銀を差し出した先手に対して、それを取らない後手。どちらも技を駆使して戦い抜いています。形勢はまだまだわからず、激戦が続きそうです。

2019062476時刻は17時40分を回りました。
図は△6六歩に対して、先手が強く▲2四歩と攻め合って、以下△1四金▲2三歩成△2五桂▲3二と△5三銀と進んだ局面です。ここで▲2五桂は△同金▲2九飛に△6七歩成▲同玉△5五桂(図1)が厳しく後手良し。▲4五桂と跳ね違うのは有力で、△6七角▲4八玉△6五角成▲同歩△6七歩成(図2)が進行の一例です。この図は6七のと金が大きそうですが、後手は角桂交換の駒損のため、いい勝負と思われます。いずれにしろ激しい変化が予想されるところで、勝負どころを迎えています。

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201906246918時40分を回り、対局が再開しました。近藤六段はすぐに▲2六飛と寄っています。飛車を広くしながら、次に▲2四歩の狙いがありますが、△4四角のラインに入るので怖い手でもあります。例えば△6六歩とされたときに▲同銀は△4四角があるため、この歩は取れません。ここからは、互いにリスクを背負いながらのスリリングな展開となりそうです。

201906246818時、図の局面で近藤六段が13分使って夕食休憩に入りました。消費時間は▲近藤3時間19分、△梶浦3時間30分。夕食の注文は近藤六段が「冷山菜そば」(ほそ島や)、梶浦四段が「豚しゃぶ弁当(梅しそだれ)」(鳩やぐら)。対局は18時40分に再開します。

Img_4452 夕食休憩時の対局室。

Img_4454 夕食休憩時の盤面。

2019062459図は16時40分過ぎの局面。消費時間は▲近藤3時間4分、△梶浦2時間31分。
飛車を狙われている先手は▲6五歩と角をぶつけて思いきったさばきに出ました。次に▲4四角と角交換すれば▲2六飛と飛車を2筋に戻せます。後手も飛車に逃げられては△2二歩~△2三金の動きが無駄になるので、その順は許せないところ。△8八角成▲同金△6五桂のような順で戦いになることが予想されています。

55図は16時15分頃の局面。
じりじりとした展開が続いていましたが、先手が▲2四歩の合わせから▲3四飛(上図)と横歩を取ったことで局面が動き始めました。先手は歩損を解消しましたが、飛車が狭いことが気がかりな点。先手の飛車を巡る争いから本格的な戦いに発展していきそうです。