広瀬八段の封じ手は▲5八金でした。
2018年12月の記事
2日目の動画中継
大盤解説会
日時
12月21日(金)18時開始
場所
新橋西口SL広場前
料金
無料
出演
鈴木大介九段、梶浦宏孝四段、藤森奈津子女流四段
日時
12月21日(金)15時30分開場 16時開始
場所
将棋会館2階研修室
入場料
一般 2,000円ほか
解説
戸辺誠七段、八代弥六段
日時
12月21日(金)16時30分受付 17時開始
場所
関西将棋会館2階道場
料金
一般 1,500円(道場入場者1,000円)ほか
解説
脇謙二八段、村田智穂女流二段
※現地大盤解説会は、すでに申し込みが締め切られています。
2日目のスケジュール
封じ手予想
現地の棋士に封じ手の予想を聞きました。藤井猛九段は▲4七金、松尾八段は▲4九金、田村七段は▲5八金、中村真女流三段は▲2八歩、徳田三段は▲5八金をそれぞれ挙げています。
封じ手(2)
封じ手(1)
広瀬八段が封じる
18時、広瀬八段が71手目を封じて1日目が終了しました。1日目の消費時間は▲広瀬八段3時間53分、△羽生竜王3時間25分。対局は明日9時から指し継がれます。
封じ手まで残り30分
封じ手側が決まる18時まで、残り30分を切りました。1日目午後の流れを振り返ります。
広瀬八段は桂跳ねから勢いよく攻め続けます。△3五同歩に2筋を突き捨て、1筋で香を捨ててから飛車を2四に走りました。
先手が駒損ですが、△2三歩に▲1四飛と回れば、後手は香を守るために△1三香と打つしかありません。実戦は▲1四飛に△6六角▲同歩△1三香▲3四飛です。
先手の主張は、飛車の軽さと後手陣の乱れ。後手が攻めに使いたかった香を1筋に使わせたので、香損はそこまで大きくありません。
先手の動きをどう止めるか。羽生竜王は▲3四飛に△1六角▲3五飛△3三歩と応じました。
△1六角と狭いところに角を打つのは指しにくいようですが、歩を取らせて△3三歩と守れば、3三の地点が堅くなって▲3三歩が打ちにくくなっています。また、1六の角は△2七角成から△2六馬と飛車取りで使えば、守りに働きます。
17時30分、△1七香成まで進んでいます。先手は7筋に手をつけて戦線拡大し、後手は馬と成香を協力させて先手の飛車をいじめる方針です。▲7三歩成や▲3七金は先手になるので指したい手ですが、封じ手にして後の展開を一晩じっくり考えるのも有力。このまま広瀬八段が封じるかもしれません。