2018年11月25日 (日)

セオリーとは違う攻め

△6九角

17時50分、前記事の△8六桂以下▲同歩△同歩▲8四桂△7六歩▲6八銀△8七歩成▲同玉△6九角と進みました。

途中の△7六歩以下の手順は控室でも意表を突いたようです。通常は「玉は下段に落とせ」という格言があり、上から押さえるように迫るのが寄せのセオリーです。しかし本譜は下から玉を追っており、手番は取り続けられるものの、入玉されやすいリスクがあります。

果たして羽生竜王は、このあと広瀬玉を捕まえられるでしょうか。残り時間は▲広瀬八段50分、△羽生竜王21分です。

控室
(控室の検討がまったく当たらず、稲葉八段は苦笑い)