竜王戦ドリーム (朝、対局室に入室し、時計に目をやる増田六段。ノーネクタイ姿だった) (シャツは肘のあたりまでまくり上げられていた) (着手する右手に左手を重ね合わせて時を待つ。まるで気を送っているかのようだ) (4組優勝は第17期に渡辺明五段(現棋王)が決勝トーナメントを制し、以後の9連覇があまりにも有名。増田六段もここまで、5組優勝の藤井聡太七段に前期のリベンジを果たすと、1組5位の佐藤康光九段に快勝と、勢いを感じさせる) (若武者がいま、竜王戦ドリームに挑む)