類型のある形 時刻は11時を回り、15手目▲3六歩から△9四歩▲3七桂△9五歩▲4六歩△8四飛と進みました。10万局以上の棋譜を収録したデータベースでは、すでに同一の前例がなくなっており、1筋の端歩を突き合った類型が1局ヒットしています(2018年6月▲飯島栄治七段-△千田翔太六段戦)。 類型の将棋は参考図から▲4七銀△3四歩▲4八金△6二金▲2二角成と進んでいますが、まったく同じ手順をたどるのか、それとも別の進行を選ぶのか。序盤から早くも駆け引きが始まっています。