2018年7月30日の記事
終局直後の様子
深浦九段が挑戦者決定三番勝負進出

124手まで、深浦九段が勝ちました。終局時刻は22時13分。消費時間は、▲三浦4時間57分、△深浦4時間53分。勝った深浦九段は挑戦者決定三番勝負で、明日行われる久保利明王将-広瀬章人八段戦の勝者と戦います。
後手優勢
鳩森神社の指導対局を終えた先崎九段が中継室に戻ってきました。現局面を見て「これは後手がだいぶよさそうです。かなり大きな優勢と言えそうですね」と評しました。具体的には△6六歩や△8六歩と攻めて後手が有望だということです。
角打ちが好手

時刻は20時を回りました。図の△1四角は次に△4七角成や△4七竜を狙っています。それを受けて▲3八銀としても、△4六竜と桂を取ることができます。この角が好手で、依然として後手がリードを保っていると見られています。
△1四角までの消費時間は▲三浦4時間8分、△深浦3時間58分。
ぴったりの一手
夕食休憩明けから、パタパタと7手進みました。図の△3三桂が中継室の検討で「歩を払いながら馬に当てるぴったりの手」と言われており、後手がリードしていると見られています。
将棋大会
夕食休憩
後手が耐える展開に
時刻は17時を回りました。現状は先手が手番を握って攻め続けていますが、4五桂が当たりになっていて忙しい展開でもあります。攻めが続くかどうか、ギリギリの攻防が続きそうです。
先崎九段の読み筋
図は16時頃の局面。長考合戦から、両者が踏み込んで一気に終盤の入り口まで進みました。ここで中継室に先崎学九段が来訪。午前中の記事で紹介したように、今日は夕方から鳩森神社の将棋大会で指導対局を務めます。仕事前の先崎九段に現局面の読み筋を聞きました。
「直線的な順だと、▲6四歩△3七飛成に▲6三歩成△同銀▲同角成△同玉▲4一角△5四玉▲3二角成が見えます。それで先手勝ちなら話が早いですが、▲3二角成に△6二飛(下図)の返し技があって、これは先手がまずそうです」(先崎九段)
「そこで別の手段としては、▲6四歩△3七飛成に▲8三角(下図)が考えられます。ここで後手も受け方が難しい。△7四桂と打てば堅いですが、貴重な桂ですからここに手放すのはちょっと感触が悪い気がします」(先崎九段)














うな重(松)
