2018年7月19日の記事

2018年7月19日 (木)

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以上で本局の中継を終了いたします。ご観戦いただきましてありがとうございました。
次回の竜王戦決勝トーナメントは、明日20日(金)に、豊島将之棋聖(1組2位)-深浦康市九段(2組2位)戦が関西将棋会館で行われます。どうぞお楽しみに。

85▲久保-△増田康戦は21時28分、85手で久保王将の勝ちとなりました。消費時間は▲久保4時間30分、△増田4時間52分。勝った久保王将は決勝トーナメント準決勝に進出。挑戦者決定三番勝負進出を懸けて、広瀬章人八段(1組優勝)と対戦します。

81 ▲2一竜に△2二香と香合いをしたあと、久保王将は▲2五桂と打って決めに出ました。代えて▲4五桂は攻防ながら、△4四歩の竜取りが粘りある一手と言われていました。ここで同様に△4四歩は、▲1一竜△3二玉▲3三香△同金に▲4一銀で寄り筋と北浜八段は見ており、現局面は先手勝勢の見解を示しました。

Photo_105 (先手勝勢の見解を示した北浜八段)

74_2 図から久保王将は▲3四角とバッサリ切り、△同金に▲2三香(下図)と王手で香を打ち込みました。寄せを目指した順で、△同玉に▲2一竜を見ています。実戦も▲2一竜まで進みました。

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69 久保王将は飛車取りを手抜いて▲8二飛と金取りに飛車を打ち込みました。以下△7二金▲8一飛成△7五銀▲9一竜△6二金右(下図)が実戦の進行で、北浜八段は「個人的にはここで▲2七香と打ちたいです」と次の手について示しました。

74残り時間は▲久保42分、△増田12分。

63 久保王将は飛車角交換ではなく、飛車取りに銀を打つ順を選びました。対して△9四飛には▲9六歩で先手よしと北浜八段。実戦は△7五同飛としましたが▲同飛(下図)で、先手は待望の飛車の入手を実現。「駒得ですし、飛車を持ったのは大きいですね」と、北浜八段は実戦の進行も先手よしの見解を示しました。

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61 久保王将は▲7五歩でなく、5六に角を据えました。対して△6五歩なら▲7六飛△同飛▲3四角△同金▲4一角で先手よしとされていましたが、増田六段は△5四馬(下図)と馬を急所に引き揚げる順で切り返しました。

62 ▲7四角△同歩で飛車角交換にはなりますが、▲7四同飛に△2六歩が期待の一手となります。「そこで▲7一飛成でやや先手がいいように思いますが、先手にも嫌なところが多く、この△5四馬はなるほど、本筋の手という感じがします」と、北浜八段は印象を述べました。

60 増田六段は△7四飛とここで歩を取り払いました。この手を見た北浜八段は「怖い、怖いよこの手は。何か技を掛けられても全くおかしくないです。先に述べた▲7五歩△同飛▲6七銀の順を選んだとしても、先手よしと言ってもいいかもしれません」と話しました。
増田六段は残り時間も気になるところで、この手を指して残り27分。一方、久保王将は1時間12分残しています。