1日目午後のポイント(1) 昼食休憩以降の盤上のポイントを振り返ります。 昼食休憩に入る前に指された、△5三銀が分岐点のひとつでした。後手の構えは雁木です。今年になって流行している「ツノ銀雁木」は、6二の銀を6三に上がる形です。本譜の雁木は△6二飛から△6五歩と飛車を6筋で使う含みがあり、ツノ銀雁木とは戦い方がやや違います。 (昼食休憩前、羽生棋聖の△5三銀をきっかけに継ぎ盤が動かされた) (屋敷九段) (飯塚七段) (鈴木九段)