(▲6四と(79手目)の局面を渡辺竜王は「ギリギリ」、丸山は「自信がない」と話した。▲6四とからしばし大盤を使って検討された)
(厳しい表情で大盤を見る渡辺竜王)
久津女流二段 1局を振り返って、丸山九段いかがでしたか。
丸山九段 ちょっと、どこで苦しくしたか。角の上下運動をしすぎたんですかね。分からなかったです。
久津女流二段 渡辺竜王はいかがですか。
渡辺竜王 駒組みが難しい将棋だったのですが、▲6五歩で戦機をつかまれてしまったので、先に△7五歩と突くべきだったかもしれません。そのあとは、どう食らいつくかという将棋でした。