淇洲書の駒 朝の控室の様子を振り返ります。広瀬八段と千葉六段が継ぎ盤を挟んで検討中。佐藤康九段は口頭で検討に加わり、高浜女流2級がその様子を見守っていました。 控室で使われている駒は月山師作、淇洲書の彫駒。淇洲書は山形県酒田市の竹内淇洲が手がけた書体で、淇洲書の駒を贈られた関根金次郎十三世名人が常勝を誇ったことから、「関根錦旗」の異名もあります。なお、酒田市出身の現役棋士には阿部健治郎七段がいます。