封じ手 渡辺竜王が封じ手のために隣室に移動します。対局室の丸山九段は険しい表情でした。しばらくして渡辺竜王が対局室に戻り、2通の封筒を丸山九段に差し出します。丸山九段がペンで署名をして渡辺竜王に封筒を返し、渡辺竜王が封筒を立会人の佐藤康九段に預けて1日目が終了しました。渡辺竜王が立ち上がって部屋を出ていくとき、丸山九段は棋譜用紙に目を通していました。