▲永瀬-△斎藤 端飛車 後手の飛車が8四から9四に移動した局面。△9四飛は35分の考慮でした。端飛車は喜んで指す手ではないはずで、後手の苦心を感じます。 実戦は以下▲9一角成△8四桂と進みました。8四の地点を空けたことを生かした切り返しですが、青野九段は「先手がよくなる順がありそう」と話しています。先手は9一香に続いて8一桂も取りやすい形で、駒得が拡大しそうな状況です。 (昼食休憩明け前の斎藤六段。現在は苦戦とみられている)