2015年7月1日の記事

2015年7月 1日 (水)

20150701asanadawatanabe71_2図は▲5三銀と真田七段が食いついた局面。渡辺明棋王は△5五角と打ち、▲7七歩に△7五銀と角のラインを止めています。

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単に△7五銀は▲7七角が王手になりました。△5五角(▲7七角は△5三金)▲7七歩を強要させれば、先手の角は右辺に使えません。

△7五銀に▲9七角は△9五歩の追い討ちが来ます。真田七段は▲4二銀成△同金と薄くしました。ここで攻めをつなげられるかどうか。中盤の勝負所です。

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Nasa_70斎藤六段は7五の銀取りを放置しました。図の△8六歩は銀を逃げては好転しないと判断しての勝負手です。▲7五歩には△8五桂でどうか。新聞解説の高見泰地五段は「まだ簡単ではない」と見ています。


A068 (対局開始前、斎藤六段はうつむいて気を高めていた)

Nasa_6418時10分、図の局面で永瀬六段が27分使って夕食休憩に入りました。消費時間は▲永瀬3時間34分、△斎藤3時間7分(持ち時間は各5時間)。夕食の注文は永瀬六段がとろろせいろぞば大盛り(ほそ島や)、斎藤六段は上天丼(ほそ島や)。対局は19時に再開します。


A276_2 (夕食休憩中の特別対局室)

20150701asanadawatanabe7118時10分、この局面で渡辺明棋王が33分使って夕食休憩に入りました。消費時間は▲真田3時間27分、△渡辺3時間13分。夕食の注文は渡辺明棋王がネギトロ巻・わさび抜き(千寿司)、真田七段がかつ丼(みろく庵)。対局は19時に再開されます。

Dsc_8366 (渡辺明棋王側から見た現局面)

 

Nasa_53_64▲永瀬-△斎藤は先手リードの評判。1図から2図までに先手が有効手を重ねました。2図の駒割りは先手の桂得、8一桂を拾えば桂2枚得に広がります。先手リードで夕食休憩に入りそうです。

07011745 (17時45分ごろの天井カメラ映像。右が永瀬六段)

Nasa_54後手の飛車が8四から9四に移動した局面。△9四飛は35分の考慮でした。端飛車は喜んで指す手ではないはずで、後手の苦心を感じます。

実戦は以下▲9一角成△8四桂と進みました。8四の地点を空けたことを生かした切り返しですが、青野九段は「先手がよくなる順がありそう」と話しています。先手は9一香に続いて8一桂も取りやすい形で、駒得が拡大しそうな状況です。


A216 (昼食休憩明け前の斎藤六段。現在は苦戦とみられている)

201507sanadawatanabe56△6六飛に真田七段は▲6七銀左。類型では▲6七金右が多く、▲6七銀左は先手が避けていました。しかし、▲6七金右では香の位置が得にならないと真田七段は判断したようです。

20150701asanadawatanabe57_2 以下△6一飛▲6二歩△7一飛▲1五歩△同歩▲4五銀。

20150701asanadawatanabe63▲4五銀は16時過ぎの局面です。1筋を突き捨てたのは▲1三歩の狙いで、真田七段は1二香をとがめようとしています。渡辺明棋王、どう応じるでしょうか。

Dsc_8348 (昼食休憩再開後の渡辺明棋王)