2014年10月30日 (木)

食事会(6)

両対局者があいさつを行いました。

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森内俊之竜王
「本日はこのような歓迎前夜食事会を催していただきましてありがとうございます。竜王戦を主催している読売新聞社さま、対局場を提供していただく帝国ホテル大阪さま、その他の関係の皆様に厚く御礼を申し上げます。先ほどこちらのホテルに到着いたしましたが、すごく充実した場所で食事もおいしく、快適に過ごさせていただいております。第1局はハワイでの対局で私自身初めてのこともたくさんあったのですが、その中で無事に1局終えることができ、いい経験をすることができました。感謝しております。明日から2局目が始まるわけですが先手番でもありますし、気持ちを新たにして指せればいいと思います。最高棋戦の竜王戦にふさわしい内容の濃い将棋を指したいと思います」

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糸谷哲郎七段
「主催の読売新聞社さま、対局場を提供して下さってくださった帝国ホテル大阪様、皆様ありがとうございます。本日お部屋のほうを案内していただいたのですけれども、今まで泊まったことのないような広いお部屋で、ありがとうございます。先ほど誕生月の10月と紹介していただきましたが、10月の終わりになりますとハロウィンという、私たちが小さい頃にはあまり聞かなかったイベントがあります。世間でもいろいろなコスチュームやメイクをほどこした方々がいらっしゃいまして、先日は食事に行ったときにも血まみれのメイクをしている方がいらっしゃって非常に驚かされたものであります。ハロウィンは昔風に言いますとお化け屋敷に近いものだと思いますけれども、何が飛び出すかわからない、次に闇の中から何かが出てくるというのは非常に面白みの増す要素だと思います。狼男が出てくるとわかっていたら怖くないし、あらかじめお化け屋敷だとわかっていれば驚きも軽減されるのですけれども、いきなり闇の中から血まみれのメイクをされた方が出ていらっしゃると驚きもまたひとしおになります。そんな風に何が飛び出すかわからない将棋を指したいと思います」

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