2014年9月の記事

2014年9月 8日 (月)

16時40分頃の関西棋士室での検討陣(棋士)を紹介いたします。

Photo_5

(平藤真吾七段)

Photo_6(村田顕弘五段)

Photo_7(室田伊緒女流初段)

Photo_8(宮本広志四段)

Photo_9(星野良生四段)

Photo_10(こちらは練習対局。稲葉陽七段、大石直嗣六段、斎藤慎太郎五段の顔が見える)

(潤)

関西中継記者の潤です。東京・将棋会館では現在、挑戦者決定第3局の戦いが真っ只中ですが、ここで関西棋士室の現在の様子をお届けいたします。

Photo_2(16時40分頃、関西棋士室では本局が継ぎ盤で検討されていた)

Photo_3(継ぎ盤に示された57手目からの一変化。猛烈な攻め合いが調べられていた)

(潤)

20140908_165432(羽生名人は竜王通算6期。あと1期で永世竜王の資格を得る(※永世称号の襲位、就位については原則引退後)。糸谷六段は竜王挑戦者となれば七段昇段となる)

昇段規定

20140908_165541(両者の前傾姿勢が深くなる。17時前の対局室カメラより)

Dsc_0187(加藤桃子女王が姿をみせ、継ぎ盤をはさむ。相手は……)

Dsc_0190(加藤女王と検討する佐々木勇気五段)

Dsc_0194(片上大輔六段(左)と西川和宏五段も控室を訪れた)

Dsc_0195(激しい戦いに控室は徐々に盛り上がってきた)

__kifu_for_windows_pro_v6_60_8__t_3

0
図は糸谷六段が▲3三歩とたたいた局面。控室では△3三同桂▲8三角△9四角▲同角成△同歩▲8三角△5五角▲7二角成△8二角▲同馬△3七銀成▲同桂△2九飛▲3九歩△3六歩▲4五桂△3七歩成▲5三桂成(変化図)が検討されている。後手は2枚の飛車が心強いか。

Dsc_0174(検討に中川大輔八段が加わった)

Dsc_0176

Dsc_0180(8月24日の読売新聞日曜版。名言巡礼では升田幸三実力制第四代名人の「名人に香車を引いて勝つ」が取り上げられている)

Dsc_0078(日本将棋連盟非常勤理事の谷川治惠女流五段が選考過程を説明)

Dsc_0090(正賞の銀製の扇子を受け取る山崎氏。秋田県支部連合会会長として活躍。今秋、秋田で行われる「第40回将棋の日」の開催に尽力された)

Dsc_0093(表彰状を受け取る増川宏一氏。将棋の歴史、古文書の判読や解釈などに協力。将棋の歴史に関する著書も多い)

Dsc_0103(霧島酒造株式会社 江夏順行 社長。女流王将戦の休止が発表されたあと、棋戦継続のために尽力され、第31期より霧島酒造杯として協賛。存続が決定した。

Dsc_0112(日本将棋連盟の島 常務理事が挨拶。山崎氏とは10代の頃から親交があるという)

Dsc_0062(11時30分から東京・将棋会館では大山康晴賞授賞式が執り行われた。今日は9月8日、1924年の9月8日に東京の棋士が団結し、「東京将棋連盟」が結成された。日本将棋連盟は90周年を迎えた)

Dsc_0067(今年の個人分野が山崎将明氏と増川宏一氏。団体分野は霧島酒造株式会社が受賞)

Dsc_0071(開催に先立ち、日本将棋連盟の谷川浩司会長が挨拶)

Dsc_0074(棋士や女流棋士も多く姿をみせた。手前から鈴木環那女流二段、香川愛生女流王将、関根紀代子女流六段)

Dsc_0137(糸谷六段が再開前に考慮中。羽生名人を腕組み)

Dsc_0141(▲1六歩を着手して糸谷六段は大きく息を吐き出した。▲1六歩が前例にない手で、糸谷六段が研究してきたであろう手だ)

Dsc_0144

Dsc_0155(▲1六歩に考え込む羽生名人)

Dsc_0157