13時過ぎ、所司和晴七段が中継室を訪れた。所司七段は▲羽生-△郷田戦の類型を指した経験がある。定跡と自身の実戦を踏まえながら、銀杏記者に詳しく解説をしている。
しばらくして遠山雄亮五段も姿を見せた。▲糸谷-△行方戦は後手が穴熊を目指している。△1一玉に対して「これで仕掛けがないなら後手満足」と話していた。
以下は棋譜コメントから抜粋。
「私は6月に佐藤慎一四段と同じような将棋を指しました。△3一玉型は▲4一銀の割り打ちはないのですが、やはり玉が薄かったですね」と話す。所司七段はブログを開設しており、対佐藤慎四段戦について詳しく触れている。