時刻は11時を回りました。
藤森四段は飛車を引かずに▲３六歩としています。これは、作戦家として知られる青野照市九段が創案した「青野流」と呼ばれる形。激しくなりやすい戦型で、早くも緊張感が増しています。
ここまでの消費時間は▲藤森21分、△高見23分。

図は10時30分頃の局面。
駆け引きの気配を感じる序盤の数手を経て、横歩取りに進みました。両者ともに十分に準備をしてきていると思われる戦型。最先端の攻防が見られそうです。

対局開始前、両者ともに扇子をハタハタと使っていた。

振り駒の結果は「と金」が４枚で藤森四段の先手に決まった。

定刻の10時に対局開始。

藤森四段の初手は▲２六歩。

高見五段は△３四歩と応じた。

夏の日差しが射しこむ中で対局が進んでいる。

藤森四段は９時50分前に入室。

高見五段は53分過ぎに入室。両者ともに自分でお盆を用意していた。

上座の高見五段が駒を取りだす。

高見泰地五段（５組優勝）

藤森哲也四段（６組優勝）