2013年10月の記事
2013年10月28日 (月)
NHK中継
ニコニコ生放送(1日目)
ニコニコ生放送では対局開始から封じ手まで解説が行われる。1日目を担当するのは豊川孝弘七段と中村桃子女流初段。
◆豊川 孝弘(とよかわ たかひろ)七段◆
1967年2月20日生まれ、東京都杉並区出身。関屋喜代作八段門下。1991年、四段。2009年、七段。棋士番号は200。
◆中村 桃子(なかむら ももこ)女流初段◆
1987年11月30日生まれ、埼玉県入間市出身。高橋道雄九段門下。2007年、2級。2013年、初段。女流棋士番号は38。
◆豊川 孝弘(とよかわ たかひろ)七段◆
1967年2月20日生まれ、東京都杉並区出身。関屋喜代作八段門下。1991年、四段。2009年、七段。棋士番号は200。
◆中村 桃子(なかむら ももこ)女流初段◆
1987年11月30日生まれ、埼玉県入間市出身。高橋道雄九段門下。2007年、2級。2013年、初段。女流棋士番号は38。
七番勝負第2局は9時開始
2013年10月27日 (日)
見どころ紹介、詰将棋、抽選会
両対局者が退場したあとに、第2局の見どころ紹介が行われた。続いて詰将棋の出題コーナー。森下九段、中川八段の両人が出した詰将棋に、参加者は頭を悩ませていた。最後にお楽しみ抽選会。両対局者の揮毫が入った竜王戦特製扇子がプレゼントされた。
(見どころ紹介から脱線? 富良野の魅力を熱く語る大内九段)■中座真七段
第1局は両者とも時間をいっぱいに使いまして、どちらが勝つか分からない非常に盛り上がった将棋でした。
第2局の戦型ですが、今回は渡辺さんの先手番ということで調べてみたところ、森内さんとの対局で先手番だと圧倒的に勝っているんですね、11勝4敗、8連勝中だったと思います。ですので渡辺さんは非常に自信を持っていると思いますし、森内さんにとってはもう負けたくないというところなので、練りに練った作戦を採ってくるんじゃないでしょうか。
両者とも居飛車党ですので、相居飛車の将棋になるかと思います。渡辺さんは先手番で角換わりをよく指していますので、これが本命かなと。そして対抗で矢倉です。
森内さんは最近相手の作戦についていく、堂々と受けて立つという指し方が多いので、渡辺さんが矢倉で来れば矢倉。角換わりで来れば角換わりということになると思います。
■お開き
日本将棋連盟富良野支部支部長 鈴木茂喜様
(書き起こし=烏、写真=文)
記念品贈呈、対局者挨拶
対局者には記念品として「ふらのワイン」が贈られた。
■渡辺明竜王本日はお忙しいなか、そしてお足元が悪いなか、このように大勢の方にお集りいただき、ありがとうございます。皆様に厚く御礼申し上げます。北海道での対局は何度もあるのですが、富良野には初めて来ました。
先ほど自室でホテルの観光案内を見ていて、いろいろ楽しそうなところがあるなぁと思ったのですが、今回は対局で来ているので観光するのは難しいかもしれません。しかし食事などは楽しむことができるので、おいしいものをいただいて。それからこちらには温泉もありますので、そこでリフレッシュして明日からの対局に臨みたいと思います。北海道対局がいつも食べ物がおいしくて楽しみにして来るんですけれども、実はあまり相性がよくないんです(笑)。今回の対局をきっかけに、相性のよい土地にしたいです。
第1局は負けてしまったのですが、時間いっぱい使う将棋でしたので、見ている皆様方には楽しんでもらえたかと思います。第2局もそういった内容で楽しんでもらえるよう頑張りたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。
■森内俊之名人
改めまして、こんばんは。本日はこのような盛大な前夜祭を開催いただきまして、まことにありがとうございます。またご参会いただきました皆様、ありがとうございます。わたくしはこの富良野を舞台にしました『北の国から』を子どものころからよく見ていまして、一度訪れてみたいと思っていました。今回、思いがけず対局という形で来ることができて、うれしく思っております。
先ほど羽田空港から旭川に降り立ちまして、バスでこちらに向かったのですけれども、非常に雄大な自然を目の当たりにして、きれいなよいところだなと思いましたし、今回このような場所で対局できることを嬉しく思いました。
竜王戦のほうは第1局、野田のほうで開幕いたしまして、久しぶりのシリーズだったのでどうなるかと思っていましたが、時間いっぱいの熱戦になりまして、竜王戦の感覚が戻ってきたなと思いました。明日からの第2局では、第1局以上の熱戦をにしたいと思っております。
(書き起こし=烏、写真=文)