戦型は横歩取り 三番勝負の第1局は相掛かり、第2局は横歩取りになった。図は10時半ごろの局面。△7二銀がめずらしい手で前例が1局まで減った。21年前の▲関根茂九段-△滝誠一郎七段戦(順位戦B級2組。段位は当時)は△7二銀以下、(1)▲5六歩△2四角▲6八銀△3三桂▲5五歩△3五角▲3六飛△2四飛▲3五飛△2九飛成と激しい戦いになった。本局は(2)▲5八玉と駒組みを進めている。 (対局開始前の郷田九段)