▲金井-△永瀬戦、横歩取りに 振り飛車のイメージが強い永瀬六段ですが、最近は積極的に居飛車も採用しており、本局も4手目に△8四歩と居飛車を選択しました。 そこから本譜は横歩取りの戦型になり、金井五段は▲3六歩(19手目)と『青野流』と呼ばれる指し方を選択しています。その名前から想像できる通り、青野照市九段が得意にしていた手法で、▲3六飛と引くよりも攻撃を重視した意味合いがあります。 (6組優勝で本戦出場を決めた金井五段。鋭い視線の先には……) (上座に座るのは、4組優勝で本戦出場を決めた永瀬六段。)