2013年1月22日 (火)

第25期竜王就位式 1

1月21日に東京都千代田区「帝国ホテル」にて第25期竜王就位式が行われました。

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(会場の帝国ホテル)

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(渡辺竜王とランキング戦優勝者。左から大石直嗣四段、永瀬拓矢五段、稲葉陽六段、豊島将之七段、佐藤天彦七段、深浦康市九段、渡辺竜王)

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(左から谷川浩司・日本将棋連盟会長、 老川祥一・読売新聞グループ本社取締役最高顧問、競馬記者の片山良三さん、大内延介九段、大橋善光・読売新聞東京本社編集局長、福士千恵子・読売新聞東京本社文化部長)      

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(谷川浩司・日本将棋連盟会長のあいさつ)
「新年最初に行われる竜王就位式、私も会長になって初めての出席する就位式になります。事前に推挙状を署名するのですが、自分の名前を書くのに緊張しました。
今期の七番勝負は昨年に続いてのシリーズ。1局1局はギリギリの勝負でしたが、渡辺竜王の強さうまさを見せたシリーズだったと思います。渡辺さんは竜王を防衛し、王将戦や棋王戦の挑戦者になりました。年度末には三冠になっている可能性もありますし、今年1年の成績によっては上を目指すことになると思います。
渡辺竜王の大変なのは同世代に仲間が少なく孤軍奮闘されているところだと思いますが、私の経験でも20代の後半は一番結果が残せる時期だと思います。ぜひ今年1年勝負の年としてぜひ、一人で羽生世代を打ち負かすんだと。竜王戦ではこれまでに羽生世代を打ち負かしてきましたので、ファンのみなさまの期待に応えていただきたいと思います。
また、ランキング戦で優勝された皆さまおめでとうございます。深浦さんは別として、2組から6組の優勝者は若くて、これからの将棋界を背負っていく精鋭ばかりなのでこれからの活躍に期待しております」

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(谷川会長から竜王推挙状が贈呈された)

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(老川祥一・読売新聞グループ本社取締役最高顧問のあいさつ)
「将棋界は先般、米長邦雄前会長がご他界されるという大きなものを失いましたが、谷川新会長のもとで新たなスタートを切って、これからもますますのご発展を心からお祈りしております。
今般の竜王戦は渡辺明竜王に丸山忠久九段が前期に続いて挑戦されました。角換わりの厳しい戦いでしたが、渡辺竜王が4-1という見事な成績で防衛されました。20歳で竜王を獲得されてから9連覇の偉業です。どこまで伸ばせるのか、次は区切りの10連覇となります。私自身楽しみにしております。
渡辺竜王は今年度は王将戦、棋王戦と立て続けに挑戦者に名乗りを上げました。こちらの戦いも始まっており、二冠、三冠と増やしていただけますようにご健闘をお祈りしております」
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(老川最高顧問から竜王杯と賞金の目録が贈呈された)