不思議な局面 △3三銀と上がった同一局面は34局ある。ここで手番が先手も後手もある。なんとも不思議な局面である。本局の立会人、青野九段も四段時代の1976年に加藤一二三九段を相手に先手を持って指している。昭和の棋譜がほとんどで平成に入ってからは7例しかない。