図は△6六歩と打ち、丸山九段が攻勢に出たところ。ここから▲同飛△2七角▲7六飛△4九角成▲7四歩と、激しい攻め合いになりました。
ここから△6五桂とさばき、▲7三歩成△5八金と迫るのは、▲7九銀(参考A図)と引かれて玉を広くされてしまいます。
したがって後手は△6五金と打つ手が有力のようです。以下(1)▲7三歩成△7六金▲6五角△2二玉▲7六角でどうか。
△6五金には(2)▲2六飛と逃げ、△6六歩▲同歩△7六金(参考B図)と出させて受け切りを狙う手もあります。そこで▲7七銀引、もしくは▲7七銀上と駒をぶつけていきます。
2012年11月 1日 (木)