（渡辺竜王が駒を片付け１日目が終了）


（対局室をあとにする丸山九段）

（封じ手を手に仁王立ちの加藤九段）

（18時30分を回っても加藤九段を中心に検討が続けられている）

（渡辺竜王が別室で封じ手を行う。加藤九段はヨイショと立ち上がった）

（所定のポジションで渡辺竜王を待つ）


（渡辺竜王が封じ手を手に対局室へ戻る）


（丸山九段が封書に割印のサイン）


（丸山九段がスッと加藤九段に封じ手を渡す）

18時になり、渡辺竜王はすぐに封じ手の意思表示をしました。１日目の消費時間は丸山３時間37分、渡辺３時間53分。
第１局や第２局と違い、本格的な戦いに入る前に封じ手となりました。２日目は明日の９時から再開されます。

（控室から見た霧島温泉街）

（17時20分に対局室に入った加藤九段だが、17時40分頃に再び控室へ戻りニコニコとモニターを見る。控室では▲４八飛に渡辺竜王が封じると見られている）

（17時25分頃、だいぶ陽は傾いてきた）

（昨日撮影した対局室からの夕暮れどきの風景）

（表書きも全力投球）

（続いて井上九段も署名）

（18時に手番の棋士が封じることになる）

丸山九段は▲４八飛（51手目）と転じて、４筋を戦場にしようとしています。先手は６筋の歩を後手に渡した歩損の代償に後手の攻め駒は６二飛・６三銀と働きが悪いのが付け目です。
控室で検討されている一例は△５四銀▲４五歩△同歩▲同銀△同銀▲同飛△８二飛▲４四歩△５四金▲７一角（参考図）△７二飛▲８五飛△７一飛▲８二飛成△９三角▲７一竜△同角▲４三銀（参考２図）。先手陣の堅さを生かした強襲です。

先手は１歩損。ゆっくりしていては歩損が響く。６筋を受けさせた丸山九段は飛車を回って▲４五歩から攻め駒を活用するのだろう。

（若手２人の検討に加わる井上九段）

（控室では見やすい１文字駒が使われている）

（佐藤（天）七段と中村（桃）女流１級も鹿児島空港からの車中で、紅葉の美しさに思わず目を止めていた）

（日本で初の新婚旅行を行ったという坂本龍馬。「霧島国際ホテル」の辺りを歩いたことになる）

（龍馬は刀傷の治療のために薩摩の霧島温泉で療養したとも言われている）