（ほほえみの宿 滝の湯には自家農園があり、そこのぶどうで作られたワインが売店で販売されている。滝の湯の取り組みについてはこちらをご覧いただきたい。やや甘口のワインだ）

（ほほえみの宿 滝の湯のある天童温泉は昨年が開湯100周年だった）

（午前10時の時点で早くも50人ほどのファンが詰めかけている）

（モニターで対局室の様子を見ることができる）

10時になり、対局者に午前のおやつが出されました。昨日と同じで渡辺竜王はホットコーヒー。丸山九段はアイスコーヒーとまんじゅう（２個）。

（渡辺竜王のホットコーヒー）

（丸山九段のアイスコーヒーとまんじゅう）

94手目△５七金まで。時刻はまだ９時50分になったばかりです。非常に早い進行です。△３三角（86手目）以降、渡辺竜王は厳しく攻め立てています。
検討の一例は△５七金▲６五銀△５八金▲５六桂△６六角▲同歩△６五銀▲５五角△１二玉▲６五歩△７六桂（参考図）。この順は後手勝ち筋のようです。後手陣の堅さが心強いです。
この△５七金は厳しく、受けが難しいのではないかという意見も出ています。受けが利かないなら攻め合いということになりそうです。


（検討の様子）

（第25期竜王戦の記念扇子。渡辺竜王は「践」、丸山九段は「建」と揮毫した）

（渡辺竜王は持ち駒の桂を丸で囲み、６五まで矢印を引いて、△６五桂を示した）

（封筒の裏面）

（立会人の勝浦九段が封じ手の入った封筒を開ける）

（開封した用紙を見て、勝浦九段が「封じ手は△６五桂です」と告げる）

（勝浦九段が「では、対局を再開してください」と告げると、両対局者は深く一礼した）

（△６五桂が打たれた盤面。渡辺竜王は厳しく攻める手を封じ手にした）

（黒沢三段の読み上げによって、１日目の指し手が再現される）

（左から鈴木八段、黒沢三段、勝浦九段）

（観戦記者の小暮克洋さんも盤側につく）

（８時47分ごろ、丸山九段が入室）

（８時49分ごろ、渡辺竜王が入室）

（丸山九段）

（渡辺竜王）

注目の封じ手は△６五桂でした。丸山九段も予期していたためか、▲６六金△７四歩▲同銀△４四角▲６七歩まで一気に進みました。

（封じ手の△６五桂を打つ渡辺竜王）

おはようございます。本日の天童市は快晴。
まもなく２日目の対局が再開されます。

（夜が明けるところ）