（立会人の大内延介九段と、新聞解説の富岡英作八段。二人は師弟）


（２組の駒から選ばれたのは……）


（熊澤良尊師作、御蔵島黄楊赤柾の盛上駒。書体は古水無瀬）

渡辺明竜王に丸山忠久九段が挑戦する第25期竜王戦七番勝負第２局は、10月31日（水）、11月1日（木）に石川県金沢市の「金沢エクセルホテル東急」で行われます。
本局の立会人は大内延介九段、新聞解説は富岡英作八段。記録係は森村賢平三段（23歳、宮田利男七段門下）。
第１局を制した渡辺竜王が引き離すのか、丸山九段が１勝１敗のタイに戻すのか。棋譜解説は文、ブログは烏が担当いたします。どうぞお楽しみに。

本局を観戦いただき、ありがとうございました。第２局は10月31日・11月１日（水・木）に石川県金沢市「金沢エクセルホテル東急」で行われます。
本局の観戦記は10月30日から読売新聞に掲載されます。

第25期竜王戦第１局はＮＨＫＢＳプレミアムでテレビ中継も行われます。
解説は森内俊之名人、野月浩貴七段。司会は斉藤寿朗アナウンサーです。
２日目のゲストに「将棋フォーカス」の司会を務める俳優のつるの剛士さんが出演します。

放映時間は以下の通りです。

10月15日(月)　17時～18時
10月16日(火)　16時～18時
「速報!将棋竜王戦 第一局」
10月17日(水)　１時15分～１時25分
【ホームページ】
http://cgi2.nhk.or.jp/goshogi/titlematch/

（感想戦は14時24分、20分程度で終了した）

（渡辺、丸山の順で席を立つ）

（退室する渡辺竜王。その後、大盤解説会に向かい、ファンに自戦解説をした）

（丸山九段の飲み物は手付かずだった）

渡辺竜王「定跡形で先に変化された。そのあたりの分かれは調べてみないと分からない。成桂ができた（96手目△５七同桂成）あたりで攻めが切れることがなくなったので少しいいと思った。始まったばかりなので、また頑張ります」


丸山九段「△３二金に▲４四角の予定でいたが、どうもそれがうまくいかないと、前の構想が良くなかったかと。（終局時刻が早かったが）万策尽きているので…。第２局以降もいつも通りに指したい」

（終局直後の様子。13時58分の終局は第１期七番勝負第４局の14時６分を更新し、竜王戦七番勝負史上一番早い終局）

（インタビューに答える渡辺竜王）

（丸山九段は得意戦法から最先端の将棋にしたものの、渡辺竜王の厳しい攻めに早い投了に追い込まれた）

第25期竜王戦七番勝負第１局は、106手まで渡辺竜王の勝ちとなりました。終局は16日、13時58分。消費時間は▲丸山６時間32分、△渡辺４時間30分。

（渡辺竜王は丸山九段が対局室に戻ってすぐに△５六同成桂を指した）



（丸山九段のお盆の上にはミネラルウオーターだけでなく昨日もあった栄養ドリンクが３本用意されていた）

（渡辺竜王）



（丸山九段は13時32分ごろ対局室に戻った）