山崎七段、勝利 第25期竜王戦挑戦者決定三番勝負第2局▲山崎隆之七段-△丸山忠久九段戦は、145手まで山崎七段の勝ちとなりました。終局時刻は22時58分。消費時間は▲山崎4時間56分、△丸山4時間59分。山崎七段が第2局を制し、渡辺明竜王への挑戦権は三番勝負の最後の一局に委ねられました。第3局は9月11日(火)に東京・将棋会館にて行われます。 (虹)
終局間近の声 22時45分頃の局面。先手玉が逃げ切れると言われており、また▲3四桂と跳ねれば後手玉も寄り形となるようです。「終局が近いと思いますよ」との声が聞こえています。 (棋士室の様子。継ぎ盤に棋士達が密集している) (会館4階の検討室の様子。終局近しと言われている) (虹)
先手が余しているか 棋士室ではしばらく先手変調の手が目立っていると言われていましたが、119手目▲1五桂(2三にいた銀に当てた一手)辺りから改めて先手よしの見解に戻って行きました。現局面は先手の入玉を防ぐ手段が見当たらないようです。22時20分頃、残り時間は▲山崎13分、△丸山9分。 (虹)
22時過ぎの局面 両者の残り時間も短くなり、互いに指し手のペースが上がっています。山崎七段は入玉含みの指し回しを見せていますが、丸山九段の攻め駒の勢いも次第についてきたようです。棋士室では途中まで先手優勢と言われていましたが、現局面ではその雰囲気はなくなってきました。形勢接近の模様です。 (虹)
90手目△5五角での検討手順 畠山鎮七段と稲葉六段がメインとなって図の局面が検討されています。主に2つの変化が示されました。 90手目△5五角から(1)▲5六香△4四角▲7七香△3五歩▲2七銀△5四歩(変化A図)は、先手の攻め駒である5六の香を逆に責められて少しアヤが出るかもしれないとのことです。 戻って90手目△5五角から(2)▲4六銀打の方が手堅いのではと言われています。以下△4四角▲7七香△6五桂▲6八銀△6六角▲6七玉(変化B図)で、後手の攻めを切らせそうとの見解です。 (虹)
山崎七段、手厚い受け 図は21時20分頃の局面。棋士室ではここで▲7九香が手厚く先手よしと言われています。以下△5五角(次に△3六角▲同歩△2八角成の狙い)に▲5六香と自陣に2枚目の香を投入してさらに手厚く指すのが有力視されています。 (21時20分頃の棋士室。昼過ぎに退室した村田顕弘五段が再度訪れ、また大石直嗣四段も新たに参加している) (検討されていた▲7九香が継ぎ盤には並べられている) (左:村田顕五段 右:大石四段) (虹)
21時頃の局面 図の▲9二竜に対して平藤七段は「当然ですが手堅い一着です。他に最善があってもこう指したいところ」との見解を示しました。1手前にこの竜は9五にいたため、△9四歩▲同竜△9三歩▲9五竜△3六角▲同歩△9四銀の後手の狙いを外した意味があります。▲9二竜までの消費時間は、▲山崎4時間0分、△丸山4時間34分。 (虹)