先手が駒得を果たす 後手玉を直接攻めると反動が厳しいため、丸山九段は盤の左から動きました。後手陣に角を打ち込み、8一桂を取って先手が先に駒得を果たしました。丸山九段らしい手厚い指し回しです。 後手はここで動けないと駒損が響いてきます。果たして手が作れるかどうか。ここからは両者の棋風通り、山崎九段の攻め、丸山九段の受けという展開になりそうです。 (21時52分、丸山九段が71手目▲8一角成を着手)