図は20時30分頃の局面。この▲4七銀は5六から引かれたもので、△4六馬と△3八馬を受けた一手。棋士室ではここから△4六飛▲同銀△3八馬の一気の寄せが検討されている。△3八馬以下、(1)▲5九飛は△4七馬▲4八歩△6九金▲7八玉△5九金▲4七歩△6七桂成▲同玉△6九飛(参考図)。
ここまで進めて、先手側に座る安用寺六段は「投了!」。
次に検討された(2)▲7九飛の変化も、△4七馬▲5八銀△4六馬(参考2図)で、
安用寺六段「負けそうですか?」
豊島七段「はい、負けそうです」(一同笑い)
安用寺六段「連戦連敗やなぁ」
(77手目コメントより一部抜粋)
(安用寺六段らの検討を見つめる豊島将之七段と香川愛生女流1級。豊島七段は6日(金)に、ベスト8進出を懸け藤井猛九段と対戦する。)
(潤)