2012年7月 4日 (水)

焦点の歩

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図は17時頃の局面。大石四段は飛車、金、銀の利きに焦点の歩を放ちました。対して▲4七同飛は△3八角。また▲4七同銀は△4五桂と気持ちよく攻め込まれるため、▲4七同金が有力と棋士室ではみられていますが、以下△4五桂▲1五角△3七桂成▲4二角成△4八成桂▲5二馬△同銀▲4八金△2九飛▲4九歩△3六桂(参考図)と進むと、次の△4八桂成が△6九金以下の詰めろで厳しく、後手指せるのではないかと言われています。

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(潤)