1日目 現地大盤解説会 森下九段による解説会が14時から開始された。聞き手を務めているのは『将棋世界』記者で読売新聞紙上にも観戦記を執筆している大川慎太郎氏。 丸山九段が△6五歩と突いた手を解説中。「8五と6五の両方の位を取るのは随分と突っ張った手ですね。8一の桂が使える余地がないです。後手はいかにも隙の多い格好です。△6五歩では何はともあれ△3九角と打って▲3八飛に△8四角成と馬を作って△8五歩と突いた顔を立てたかったですけどね」と森下九段。 (吟)