図の34手目△5四歩の局面で、渡辺竜王が22分使って12時30分の昼食休憩時刻となりました。ここまでの消費時間は渡辺1時間23分、羽生1時間48分。対局は13時30分に再開されます。今後の展開について、チャット解説の畠山七段は「(どのような方針で指し進めるのが良いかの質問に)先手は3筋の歩を伸ばして、右桂が飛んで、飛車を連携させて3三を狙いたいです。その時に▲3三角成からだと、先に先手の玉頭が踏み込まれそうで、今の私の力では後手玉への迫りが、少し遅れそうなイメージしか浮かびません(泣)。後手は△5五歩から△7四歩をどこかで入れて、やはり右桂の跳躍で先手の玉頭を狙いたいです」と解説しています。
(銀杏)
2010年12月 1日 (水)