2010年12月の記事

2010年12月 2日 (木)

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□古総湯とは
明治時代の総湯を忠実に復元。外観や内装だけでなく、入浴方法など当時の雰囲気を味わいながら、山代温泉の歴史や文化を体験できる。浴室の床や壁には九谷焼のタイルが使われている。

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(烏)

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「この後、どういう狙いなのか分からないなぁ。▲7七銀~▲6六銀とすると、△7六飛が金取りです。▲6九玉は攻め駒に近づくし…」と阿久津七段。

「こうなると、3八金はあまり意味がないなぁ」と田中九段。このような進行になると、3八金が守っている3七や4七の地点を、羽生が攻める気配はまったくしない。ただ、▲4八金と寄せても、先手陣はあまり堅くならないという。

BS中継解説の杉本七段が控え室へ「次に▲7七金!と上がるんですかね。次に▲6六歩~▲6七銀とゆっくりゆっくり指すのですが」。

「▲6八銀は基本ですね。さあここですね、羽生名人は。△7三桂は局面を窮屈にさせると見ている節がありますね。あくまで待機、もう1手指させたい気もします。△5二金でしょうか」(阿部八段)

(55手目棋譜コメントより)

(烏)

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渡辺竜王の封じ手は、含みある▲1六歩だった。 続く羽生名人の△7四歩に対し、なんと堂々の▲同歩。 「△7四歩ですね。羽生名人は他に道はないでしょう。え!▲同歩?夢にも見なかった順です。続いて▲9六歩...正直考えにくい順ですね。直線ではうまくいかないので曲線のねじり合いを選ぶということでしょうか。この手順は強すぎてわからない。予測したプロはいるのでしょうか?羽生名人に聞いてみたい」(阿部隆八段)