2010年12月14日の記事

2010年12月14日 (火)

現地大盤解説会
日時  12月15日(水)14:00~
※「次の一手」を行う予定です
会場  ホテルアソシア高山リゾート 4階「ダイヤモンド」
岐阜県高山市越後町1134
解説棋士
木村一基八段ほか
参加費  無料
参加方法  当日、会場にお越し下さい(申込不要)
ホテルアソシア高山リゾート TEL 0577-36-0001
問い合せ先  読売新聞中部支社 事業課 TEL 052-211-0083
主催  読売新聞社 日本将棋連盟
協力  ホテルアソシア高山リゾート

東京・将棋会館大盤解説会
開催日
2010年12月15日(水)
時間・場所
東京・将棋会館2階研修室 16時30分開場 17時開始
※早く終局した場合も19時半頃までは解説会を行います
料 金 一般2,000円
支部会員・女性・学生・60歳以上・障害者1,500円
全席自由・70席(立ち見あり)
※次の一手終了後の入場は500円割引
※当日の道場の手合カード提示で500円割引
(割引サービスの併用は出来ません)
解説
森内俊之九段
熊倉紫野女流初段
お問い合わせ
〒151-8516 渋谷区千駄ヶ谷2-39-9
日本将棋連盟道場 TEL03-3408-6167(道場直通)
東京・将棋会館大盤解説会

関西・将棋会館大盤解説会
第6局 12月15日(水) 解説・有吉道夫九段  
解説会は17時から終局まで解説を行います。
料金 一般1200円。
お問い合わせ 06-6451-0220(道場)
関西・将棋会館大盤解説会

新橋SL広場大盤解説会
12月15日18時から。
解説・大内延介九段。
聞き手・藤森奈津子女流四段(LPSA所属)。
お問い合わせ
新橋商事株式会社 メディア事業部(TEL:03-3503-7339)。
新橋SL広場大盤解説会

(吟)

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地元の食材を鍋に入れて食す。

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左が調理前の飛騨牛・右が焼きあがった飛騨牛。

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関係者のみの食事会、両対局者からも笑顔が
こぼれ、なごやかな雰囲気でお開きとなった。

(吟)

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図の▲4五歩に渡辺竜王が封じ手を行い、1日目は終わった。
消費時間は▲羽生名人4時間3分、△渡辺竜王3時間20分。
対局は明朝9時に再開される。

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(阿久津主税七段の形勢判断ボード)

駒の損得▲48△52駒の働き▲53△47玉の安全度▲40△60
総合▲42△58です。駒の損得はないんですが 手持ちの角を評価
しました。封じ手予想ですが難しいので△1二香や△4二金引くと
予想します。穴熊への組み換えが狙いなので両方あげておきます。
お互い急に攻めるのは形勢は難しいんでしょうが後手のほうが気楽
な展開だと思います(阿久津主税七段)。

明日のチャット解説の野月七段は△4四歩を、鈴木八段は△4二金
引を立会人の桐山九段は△9二飛とそれぞれに封じ手候補をあげて
頂きました。

(吟)

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封じ手の封筒は2つ用意され、どちらも立会人の
署名が入っている。どちらが封じることになっても
自室にて行うことが事前に確認されている。封じ手
は18時が定刻だが、18時を過ぎても指し手が決ま
らなければ考慮してもよいことになっている。

(吟)

Ryuou2010121464

消費時間は▲羽生3時間27分△渡辺2時間37分。
図の局面まで1時間多く羽生名人が時間を使ってい
る。このまま封じ手に入ると消費時間に2時間以上
差がつくことになる。封じ手に入る可能性を木村八段
に訪ねると「非常に際どいところですが2時間ならば、
仕方がないかなと思います。ただ、方針をはっきり決
めておかないといけませんけど」。

17時15分、「羽生先生4時間使われました」と記録係の
上村三段の声がモニターから聞こえた。

(吟)

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乗鞍、穂高の山々が見える。対局室からも北アルプスが見える。対局者も戦いの合間に窓の
外を眺めて心を癒しているのではないか。ホテルの方に聞くと「今日は特に景色がよい」との
ことであった。

(吟)

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羽生名人が▲4六角と打った局面。先手は角で後手陣を牽制。
角を先に手放すのは勇気がいるが打ったからにはなんらかの
戦果をあげなければならない。後手は角を手持ちにしたまま、
打つぞ・打つぞとプレッシャーをかけることができる。
▲4六角までの消費時間は▲羽生3時間27分△渡辺2時間8分。

「▲4六角は好位置ですが少し早い気もします。▲7五歩から左辺
を狙う意味と、後手の玉頭にプレッシャーをかける狙いがあります。
厳しい狙いが無いと角を先に手放すリスクが大きいですからね。ま
ずは序盤の勝負手といった気がします」(阿久津主税七段)。

(吟)