△5五桂以下、▲5八玉△4七金▲6九玉△5七歩成▲2四香△同角右と進みました。
そこから▲同歩△同角▲5一金です。後手玉は詰まないといわれています。
(烏)
△5五桂以下、▲5八玉△4七金▲6九玉△5七歩成▲2四香△同角右と進みました。
そこから▲同歩△同角▲5一金です。後手玉は詰まないといわれています。
(烏)
「▲5六玉には△5四桂があるぞ。四桂の寄せだ」(田中寅彦九段)
(烏)
先手からは▲6一金の俗手攻めがある。 羽生は残り3分を告げられ、首をひねりながら△4七歩成を着手した。
(烏)
▲7七桂は次に▲6五桂の活用を見せた巧みな一手。この終盤でこの落ち着いた活用、控室からはため息がもれた。△6四歩などではひどい利かされだ。
しかし、▲7七桂に対する△4五歩も恐るべき強手。やるならやってこいと胸を張り、どっちが強いか決着をつけようとしている。
(烏)
この手を見た検討陣から「超合金!」の声。田中寅彦九段は「羽生持ちです」ときっぱり言い放った。残りは両者とも6分ほど。
(烏)
この手を指す直前に渡辺は残り10分を告げられた。18時53分、羽生は次の手を考慮中に残り10分に。「5分から……んー?ああ、50秒だけ読んでください」と羽生。控室はもうどちらが有利と、おいそれとは言えない雰囲気になっている。
(烏)
渡辺が一気に決めるかと見られていたが、羽生もさるもの容易には土俵を割らない。108手目の局面は、渡辺が残り20分。羽生は22分。
(烏)