対局が中盤の難所からいよいよ終盤に差しかかり、検討も以前にも増して盛んになってきた。控え室にある盤2面の両方で本局が検討されており、盤上では詰むや詰まざるやの変化が現れては消えていく。
上写真の検討陣は、有吉九段、久保二冠、村田六段、稲葉四段、菅井四段、村田智穂女流初段ら。こちらは若手の稲葉・菅井両四段が中心。有吉九段は立った状態で盤面を覗きながら、上方から色んな意見を投げかけている。久保二冠は黙して動かず。急所で意見を述べる。
下写真の検討陣は、井上八段、西川慶二七段、村田顕弘四段、永瀬四段ら。
(若葉)