2010年11月の記事

2010年11月25日 (木)

加古川市には出身の棋士が3人(久保利明棋王・王将、神吉宏充七段、船江恒平四段)と、現在在住している棋士が2人(井上慶太八段、稲葉陽四段)がいます。
加古川市は数年前から市を挙げて「棋士のまち」としてのアピールを続けており、樽本庄一市長は「東播磨地区プロ棋士後援会」の会長も務めています。

以下は昨年11月に行われた「第35回将棋の日in棋士のまち 加古川」の模様です。
(2009年11月7日~8日撮影)

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(昨日の前夜祭と同会場で行われたレセプション)

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(メイン会場の加古川市民会館前には数百人規模の行列ができていた)

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(市民会館前で臨時販売されていた、加古川名物の「かつめし」)

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(記念対局。背中を向けた対局者が羽生名人。中央の大盤操作係は船江・現四段)

(翔)

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上写真は控え室に映された映像。

空調の利きが弱いのか、対局室の中が寒いようだ。重要な対局中であるが、ほのぼのとしたやり取りが交わされていた。

Simaru

(しばらくすると、襖が閉められてしまった・・・)

(若葉)

10時に両対局者におやつが出された。

渡辺竜王はアイスコーヒー、羽生名人はホットコーヒー。

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(渡辺竜王の10時のおやつ、アイスコーヒー)

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(羽生名人の10時のおやつ、ホットコーヒー)

(若葉)

本局の記録係は地元加古川市出身・在住の船江恒平四段。
来週29日(月)にデビュー戦(竜王ランキング戦6組、vs横山大樹アマ)を控えています。
また12月5日には加古川市内で四段昇段の祝賀会が行われ、その席上で「加古川観光大使」の委嘱式も行われる予定だそうです。

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(2006年11月13日、第19期竜王戦第3局前夜祭にて。右から2人目が船江恒平三段=当時)

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(2006年11月15日、第19期竜王戦第3局2日目朝。この対局は渡辺竜王の名手「△7九角」の対局として有名。また一昨年の第4局、昨年の第4局でも記録係を務めている)

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(今月18日、関西将棋会館にて「将棋の日 表彰・感謝の式典」で西川慶二七段から四段免状を授与される船江四段)

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(免状を手に、笑顔)

(翔)

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(定刻の9時、両者一礼して対局が開始された。)

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(しばし気息を整え、羽生名人が初手▲7六歩を着手。)

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(渡辺竜王は、報道陣が去って場が落ち着くのを待って△8四歩。)

(若葉)

Masuday 本日の解説チャットは増田裕司六段に担当いただきます。

増田六段 「おはようございます。先手が羽生挑戦者なので角換わりを目指すと予想します。渡辺竜王は受けてたつタイプなので△8四歩でしょう。ちなみに先手羽生挑戦者の角換わりに対して渡辺竜王は全て(2局)先後同型で指しています。」

(若葉)