2010年11月の記事

2010年11月11日 (木)

現地大盤解説会
日時
平成22年11月11日(木) 9時から18時(予定)
13時30分から「次の一手」を出題
※NHK大盤解説会の生放送もあります
NHKBS2 放送時間:11日9時~ 10時、16時~ 18時(予定)
会場
十勝川温泉第一ホテル豊洲亭
解説棋士
屋敷伸之九段、中座真七段ほか
人数
200人(先着順)
参加費
1日チケット1,000円
200名限定。
問合せ先
十勝毎日新聞社事業局 TEL0155-22-7555

現地大盤解説会

日本将棋連盟道場大盤解説会
開催日
2010年11月11日(木)
時間・場所
東京・将棋会館2階研修室 16時30分開場 17時開始
※早く終局した場合も19時半頃までは解説会を行います

料 金
一般2,000円
支部会員・女性・学生・60歳以上・障害者1,500円
全席自由・70席
※次の一手終了後の入場は500円割引
※当日の道場の手合カード提示で500円割引
(割引サービスの併用は出来ません)
解説
中村 修九段
矢内理絵子女流四段

お問い合わせ
〒151-8516 渋谷区千駄ヶ谷2-39-9
日本将棋連盟道場 TEL03-3408-6167(道場直通)

日本将棋連盟道場大盤解説会

関西将棋会館道場大盤解説会

11月11日(木)
解説者 小林健二九段  
料金
一般    1200円
支部会員  1100円
場所    大阪府大阪市福島区福島6-3-11 関西将棋会館2階

解説会は17時から終局まで解説を行います

お問い合わせ 06-6451-7272

関西将棋会館道場大盤解説会

新橋西口SL広場大盤解説会

11月11日(木)18:00スタート
場所 新橋西口SL広場
解説は大内延介九段、聞き手は藤森奈津子女流四段
詳細は新橋商事株式会社 メディア事業部(TEL:03-
3503-7339)までお問合せ下さい

新橋西口SL広場 大盤解説会

(吟)

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14時頃の局面。再開から30分で6手進んだ。
図の▲5三桂成が渡辺竜王のビックリ第2弾

「▲5三桂成ですか!いや、意表を突かれっぱ
なしです。ただ、これだとあまり先手はいいと思
って指してないような気もします。△5三同銀は
当然として、以下▲7三角△4二銀▲9一角成
△8四飛…いい勝負でしょうか」(真田圭一七段)

(吟)

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対局室の桂を扉をあけ、右奥が対局室となっている

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波紋をよんだ、渡辺竜王の▲7三角成

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13時31分、渡辺竜王が入室

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グッと前かがみで読みを入れる

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ときおり目を閉じて考え込む

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13時34分に入室した羽生名人。いつもの場所へ
扇子を置く

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難しい局面をむかえ、羽生名人も前傾姿勢

(吟)

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渡辺竜王の強襲▲7三角成に羽生名人が35分使って
昼食休憩となった。消費時間は▲渡辺5時間58分、△
羽生4時間53分。昼食休憩は12時30分~13時30分

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渡辺竜王の昼食は豚丼。十勝へ入った9日・
対局1日目の10日・本日11日と豚丼3連投と
なった。お気にいりのメニューとなったようだ

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羽生名人は焼き魚(十勝・広尾町産、きんき)定食

(吟)

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まもなく12時をむかえようかという時間帯に
渡辺竜王が▲7三角成と切り込んでいった。
控え室では「え~」など様々な声があがった
が、竜王はこれで勝算ありと見ているのだろ

「▲7三角成!いや、これは仰天以外の何物でもないです」(真田七段)
「▲7三角成!驚きました」(北浜七段)
「 全プロ棋士の中で、この手が浮かぶ人が何人いるでしょうか?
さすがの羽生名人も予測してなかったはずです」(真田七段)

(吟)

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11時30分の局面。△7六歩に渡辺竜王が
少考しています

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解説会場から戻り中座七段の前に座り、検討をはじめる
広瀬王位

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難しい局面になかなか中座七段の手も継ぎ盤へなか
なか伸びてこない

(吟)

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小学校3年~6年まで北海道札幌市で過ごしたという広瀬王位。
左は「将棋世界誌」のPRをかねて聞き手として出演した、将棋
世界誌記者の大川慎太郎さん

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昨日は100名ほどの来場者が詰め掛けたが、本日は2日目という
ことで、さらなる来場者が見込まれる

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(吟)

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後手の羽生名人が△3三角と再度打った局面。

「すんなり角交換して再度△3三角ですか。これは
▲6七歩なら、△7六歩~△6五歩を狙う意味です
ね。工夫するなら▲6三歩△同銀を入れてから▲
6七歩(A図)。これは後手の銀桂が浮くので技を掛
けやすくなります。
▲7七銀には△6五桂でしょうね。以下▲7六銀△
8八角成▲8五歩△7八馬▲8四歩△6六金(変化
1図)が一例でこれは後手良しです。▲6五銀には
△6七馬とします。以下▲4八玉なら△5七金▲3九
玉△6六馬(変化2図)が激痛です。▲5九玉も△5
七金がキツイです。」(真田圭一七段)

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(吟)