形勢は反転、後手持ちに 図は15時15分頃の局面。羽生名人は、馬切りから手にした桂馬で3四の地点を攻めている。羽生名人の▲8四同馬(85手目)に、居合わせた棋士はみな驚いている。要の駒と思われていた馬が桂と交換になったことで、控え室が判断する形勢は先手持ちから後手持ちへと傾いた。 (15時10分頃、中村女流1級=左と森内九段=右が検討中) (文)