2008年12月の記事

2008年12月 5日 (金)

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(84手目△8六歩の局面で次の一手が出題された)

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福崎「さあ、正解発表です。モニターをつけていただけますか? 正解は…なんだっけ?」
久保「…???」
福崎「正解はまだ指していませんねぇ~」

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(次の一手回答者数は107人。まだ続々とお客さんが増えている)

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(15時過ぎの控え室。報道陣が増えてきた)

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(西日が差してきた)

(翔@白浜)

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(西川七段、神崎七段が控え室を訪れている。神崎七段は和歌山市出身。両立会人は大盤解説へ)

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(検討の局面。この写真は後手番だが、次の▲7三歩~▲7二歩成(詰めろ)を上回る早い攻めがなく、先手が勝っていると見られている)

(翔@白浜)

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(渡辺竜王が入室した直後に13時半になった)

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(羽生名人は「時間になっております」と告げられると甲高い声で「あ、はい」)

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(△3七角成を指す羽生名人)

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(渡辺明竜王)

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(局面は終盤戦へ)

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(羽生善治名人)

(翔@白浜)

11時から40分ほど、福崎九段と矢内女王・女流名人による大盤解説が行われました。

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081204_64 福崎「△1二同玉は放送(BS)で矢内さんも言っていましたね。顔面受けと言って玉で受ける手です。将棋の本質は攻めですが、受けて駒を手に入れたり、玉を安定させたりして攻めに回ろうということです。あれ? 矢内さん聞いてる? ぼやーっとしてない?」
矢内「いえいえ。ああ、なるほどなーって聞いていました」
福崎「放送で自分で言っていましたよね」
矢内「△1二同香の変化をずーっとやっていて先手が良さそうということだったので、じゃあ△同玉だとどうなるのかなって思ったんです」

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081204_65福崎「▲3四銀(65手目)は取られる銀をえいっと出たわけですが、これはわかりやすいですね」
矢内「玉に近いところですね」
福崎「そう。銀が出る場所は3か所ありますが、後の▲2六桂があって攻めが続きます」

081204_69 福崎「▲2六桂(69手目)に△2五銀とすれば駒を取り返せますが、▲3四桂△同銀▲1五香と進んで…、これは攻めが続きますね。後手は攻め続けられるのはいけません」

081204_71_2 福崎「▲1四桂(71手目)の局面は歩以外の損得がありません。こういう将棋は歩も大きいんですが、先手も歩切れではないのでね。
 ▲1四桂に(1)△1三銀は(A)▲2一歩(△1四銀は▲1三銀の一手詰)△2四歩▲2一銀△2三玉▲3二銀不成△同玉▲2一歩成△同玉(参考1図)と、攻めても攻めてもヒラヒラと受けられてしまいます」
矢内「3八飛が使えていないですね」

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081204_71_1 福崎「そうですね。(1)△1三銀のところで(2)△2四銀もありますが、受けただけで桂馬に当たってないから、景気が悪いですね
 ここ数手は難しい手が続いているので、羽生さんも簡単には指せないですね。将棋は待ったができないので、指した手は全責任を負わないといけません」

081204_72_2 福崎「(2)△2四銀(参考2図)は安心感のある手です。△1三玉~△1四玉となればしっかりしています。でも先手にゆっくり指されます。(1)△1三銀は受けているけど攻めてもいる手。さっきの変化でのらりくらりと決まっていない。『よほどの実力を持っていないと攻めきるのは…』と思うんですが、ふたりとも実力があるので、そこは心配しなくていいですね」
矢内「(1)△1三銀に(B)▲6四歩はありますか?」
福崎「▲6三歩成とされてはいけませんから、これは入りそうですね。△同歩▲2八飛△1四銀▲1三銀△2一玉…。攻めあぐねているかもしれませんね」

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081204_89 福崎「(Aの変化の)△2一同玉に▲6四歩△同歩▲1五香という手もありそうです。以下△1五同金▲2四角(△同銀は▲2二金の一手詰)△1四金▲4二角成△同飛▲3三金(参考3図)。攻めきるのは大変でしょうか。羽生さんは長考になりそうです」

(翔@白浜)