2008年10月の記事

2008年10月30日 (木)

東京都のええやんさん、男性の方からご質問いただきました。

「藤井先生と橋本七段の昼食はなんでしょうか?
またその決めては?おいしかったでしょうか」

【藤井九段・橋本七段の回答】

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「橋本氏大絶賛のカレーです。おかわりしたいけど、他の方の分が足りるかどうか…」(橋本七段)

「おかわりしたいねぇ」(藤井九段)

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「あの~すみません」(藤井九段)

「カレー、おかわりできます?」(橋本七段)

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「あっ、そうですか」(藤井九段)

「ありがとうございます」(橋本七段)

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「はぐはぐ、もぐもぐ」(藤井九段、橋本七段)

(烏@洞爺湖)

【追記】このあと、行方八段から藤井九段に「カレーおいしそうだね」というメールが来たそうです。

08103045 11時50分、局面は45手目▲6五歩までです。

この局面の過去の実戦は104局あり、先手62勝、後手42勝。

渡辺竜王は15局指しており、先手で8勝4敗、後手では2勝1敗。

羽生名人は先手で3勝0敗、後手では2勝2敗です。

(烏@洞爺湖)

神奈川県のいちさん、女性の方からのご質問です。

「橋本先生に質問です。
先生の解説はわかりやすく面白いと評判ですが、解説の際気をつけていることは
ありますか?
この方の解説が好き、という棋士はいますか?
羽生名人の将棋は私には難しくて解説がないと意味がさっぱりわからないことが
多いので、今日の解説も楽しみにしています。」

【橋本七段の回答】

やはり単純な見落としなどで、間違った解説をしてしまわないように気をつけています。
盤面を横から見る形になりますので、結構単純なウッカリをしていて、お客様から指摘を受けることもありますね。

関西の棋士の解説は面白いです。たとえば内藤九段、福崎九段、神吉六段などですね。

質問コーナーには、整理するだけでも大変な量のご質問が届いています。ありがとうございます。

現在、藤井九段らは矢倉の最新定跡を研究しています。ひと息ついたところで、皆様の質問を見ていただくことになりそうです。

(烏@洞爺湖)

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大阪府のいく男さん、男性の方からのご質問です。

「棋士の方はメガネをかけておられる方が多いですね。
竜王も名人もされてます。
やはり、長時間の対局を行うと目が疲れるのでしょうか?」

【橋本七段の回答】

そうですね。将棋をやるようになって、あっという間に目が悪くなりました。現在の視力は、裸眼で0.1以下です。

将棋を指しているときに、疲れから目が痛くなることもあります。目薬は必需品ですね。

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神奈川県のLUIさん、女性の方からのご質問です。

「こんばんわ!
自分はまだ素人ですが、将棋の真剣勝負のときに漂ってる空気がたまらなく好き
です。今回も中継blogでその雰囲気を味わいたいので楽しみにしてます!

さて、くだらない質問なんですが、お願いします。
自分はテストや部活の大会など、大舞台になると半端なく緊張してしまいます…
いわゆる本番に弱いタイプだと思うんですが、棋士の方々に何かアドバイス(?)いただけませんか。
また、極度の緊張を乗り越えると、実力以上の力が出るとか聞いたことあるんですが、そうゆう境地に達することってありえますか?私には想像すらできない感覚ですが…
よろしくお願いします」

【藤井九段の回答】

緊張するのは当たり前なんです。人間だから。

ひとつ言えるのは、事前にしっかりと準備をしておくのが大事だということです。

しっかりと準備をすると、これだけ頑張ったんだから結果はどうなってもいいやと思えます。そうなると実力を発揮できるんじゃないでしょうか。自然に緊張も薄くなると思います。

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