2007年12月13日 (木)

鈴木八段の大盤解説

2007zumen48teme
14時から鈴木八段が大盤解説場で解説を担当しています。図の局面の解説を一部お届けします。
「△7三桂とぶつけましたか。▲7三同桂成は△同銀上と見るのもイヤなくらい厚くされます。普通の手は▲2八玉です。ほかには▲3六歩が立派な手。7三の桂はいずれいなくなりますので▲3七角の王手の筋を狙います。▲9三桂成もありそうですが△同銀でやりすぎな気がします。端一本の攻めでは単調なので失敗したときのリスクが大きいのです。▲6六歩は筋っぽい手でアマチュアの方が指したらほめてあげますが、タイトル戦では通用するかどうか(笑)。
勝負に辛い渡辺竜王はこれ以上持ち時間に差をつけられたくないと思っているはず。ここから指し手が早くなるでしょう」

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(鈴木大介八段の大盤解説)

(桜木)