2007年10月の記事

2007年10月17日 (水)

封じ手開封特集です。
写真をクリックすると少し大きく表示されます。

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(封じ手を持って対局室に入った内藤國雄九段=左)

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(佐藤二冠の席にはペリエが用意されている)

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(今日も渡辺竜王が先に入室)

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(佐藤二冠の入室は、渡辺竜王のほんのわずかに後だった)

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(渡辺竜王が駒を取り出す)

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(玉将を置く佐藤康光二冠)

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(駒を並べ終え、初手から封じ手の局面まで再現される)

(翔)

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渡辺竜王の封じ手は△2五同桂でした。△1三銀ならばまだ駒組み合戦が続いたかもしれませんが、△2五同桂は一気に流れが急になる可能性が高まりそうです。

おはようございます。両対局者は関係者とともに7時50分ごろにリーガロイヤルホテルを発ち、対局場入りしました。現在は伸庵内に用意されている控え室で着付けを行なっているものと思われます。

本日もよろしくお願いいたします。

2007年10月16日 (火)

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(封じ手記入を待つ佐藤二冠)

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(内藤九段も待つ)

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(渡辺竜王が戻ってきた)

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(封じ手にサインをする佐藤二冠)

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(佐藤二冠がサインをする間、渡辺竜王は盤上をにらんでいた)

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(渡辺竜王が内藤九段に封じ手を渡し、1日目が終了)

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(嵐の前の静けさ)

本日は中継をご覧いただき、ありがとうございました。
明日、初戦を勝利で飾るのは渡辺竜王か、佐藤二冠か、どうぞご注目ください。

(翔)

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佐藤動く。△同桂なら▲同桂△同銀▲2八飛△2四歩▲3七桂の筋がありそうだ。
しかし△1三銀では銀の働きが弱まるため、あまり引きたくないところ。渡辺は扇子で顔に風を送りながら、一度二度と首をひねっている。
変化の一例として、△2五同桂▲同桂△同銀▲6五桂△6四角▲5三桂成△同角▲3五歩△9四桂の展開が考えられる。
「△2五同桂も無くはないですが…もし桂で取るなら、その手は見せずにそのまま封じ手にするでしょう」(脇八段)
定刻の18時となり、渡辺が封じ手を行うことになった。インタビューで1日目の夜は局面のことを考えると語っていた佐藤にとって、ここで1日目を終えるのはどんな心境だろう。試合巧者の渡辺ゆえ、佐藤に△2五同桂の変化を一晩中考えさせ、明日の朝に平然と△1三銀と指すかもしれない。
ここまでの消費時間は佐藤3時間43分、渡辺3時間50分。夕食の会場はリーガロイヤルホテル2階の中華「龍鳳(りゅうおう)」。
(棋譜コメント欄から転載)

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(17時ごろ、東の空を見上げる)

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(同じく17時ごろ、西の空を見上げる。右の塔は大仙公園のランドマーク「平和塔」)

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(大仙公園には自然がいっぱい)

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(控え室にもお客様?が来訪。ゴキブリではありません)

(翔)

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(16時40分頃のモニター)

対局室のちょうど裏側に手洗いがありますが、佐藤二冠は右の廊下から、渡辺竜王は左の廊下から出入りしています。

(翔)

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16時半を回った頃の局面です。非常にゆったりした流れで、今日は戦いは始まらないと思われています。

大盤解説場では現在、BS放送のリハーサルが行なわれているようです。

渡辺竜王は午前中は大きなくしゃみを何度かしていましたが、午後はたまに鼻をかむくらい。
佐藤二冠はほとんど正座を崩していません。

(翔)