カテゴリ

2023年4月24日 (月)

感想戦

Dsc_32501

Dsc_32561

Dsc_32681

Dsc_32781

Dsc_32931

Dsc_32851

終局直後

Dsc_32181 (佐々木七段は大一番で快勝。同時に自身の連勝記録を15に伸ばした)

Dsc_32211 (永瀬王座。2期連続の棋聖挑戦は実現しなかった)

Dsc_32311_2 (165手目▲4三馬までで終局)

Dsc_32331 (主催紙からのインタビューに応じる)

◆佐々木七段の談話

――先手番で相掛かりになりました。序盤は考えてきた構想通りだったのでしょうか。

佐々木 そうですね。実戦では使ったことがなく、研究レベルでしかやったことがない将棋だったので、不安が結構ありました。そんなにうまくいっている感じはしなかったですけど、持ちこたえることができたかなという感じです。

――本局を総括してください。

佐々木 お互いにあまりいい形とはいえない中で、仕掛けのタイミングも難しくて、駒組みの構想も分かりませんでした。手厚くなってきてからは勝ちやすい将棋になって、絶対に落とさないようにと心掛けました。

――タイトル初挑戦が決まりました。

佐々木 これまではチャンスもあった中で挑戦できなかったのでうれしいですし、藤井棋聖と指せる機会なので、思いきりぶつかっていきたいなと思います。

――五番勝負に向けての抱負をお願いします。

佐々木 いろいろと課題が多いので、それをクリアしながら、熱戦を繰り広げられるように頑張りたいです。

Dsc_32411

◆永瀬王座の談話

――本局を振り返ってください。

永瀬 お昼休憩のところはかなり手が広いと思ったので、そこでどうやって指すかが難しかったです。

――2期連続での挑戦はかないませんでした。

永瀬 本局は早い段階でバランスを崩してしまって、チャンスはなかったかなと思います。

(睡蓮)

佐々木大地七段がタイトル初挑戦

Kisei202304240101165▲佐々木大地七段-△永瀬拓矢王座戦は、佐々木七段が勝ちました。終局時刻は19時58分。消費時間は▲佐々木3時間44分、△永瀬3時間59分。
佐々木七段は初のタイトル挑戦を決めました。五番勝負の第1局は6月5日(月)にベトナム・ダナン「ダナン三日月」で行われます。

(紋蛇)

永瀬王座が一分将棋に

20230424124

19時15分、図の△7九銀不成に3分使い、永瀬王座が一分将棋に入りました。佐々木七段は27分を残しています。

Dsc_31691 (永瀬王座。最後まで勝負を捨てずに指し続ける)

(睡蓮)

佐々木七段勝勢

20230424117

図は19時頃の局面です。永瀬王座の時間切迫もあり、どんどん指し手が進んでいます。▲7二角は、6一飛と4五銀の両取り。佐々木七段が順調に歩みを進めており、勝勢といってよさそうです。

Dsc_31122 (佐々木七段。タイトル初挑戦が見えてきた)

Dsc_31872 (永瀬王座は苦しい状況)

(睡蓮)

佐々木七段が優位に立つ

2023042499

図は18時25分頃の局面です。互いに残り時間が少なくなり、指し手のペースがかなり上がっています。佐々木七段が調子よく攻め手を繰り出しており、リードを拡大している印象です。

Dsc_32041 (駒の働きでまさる佐々木七段。歩得も大きい)

(睡蓮)

戦いが本格化

2023042475

図は17時40分頃の局面です。そこここで歩がぶつかり、戦いが本格化しています。このまま流れはさらに激しくなっていくことが予想されます。形勢はやはり佐々木七段が少しよさそうですが、永瀬王座にもまだまだチャンスはありそうです。

Dsc_30661 (永瀬王座)

(睡蓮)

=== Copyright (C) 2009 >>> The Sankei Shimbun & Japan Shogi Association === All Rights Reserved. ===