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2024年6月30日 (日)

前夜祭(4)

両対局者の退場後、歓談のあと、関係者による見どころ紹介が行われました。
Img_9541(乾杯挨拶 与田剛・中日ドラゴンズ前監督)
「監督時代は詰めの一手が甘かった。ドラゴンズの逆襲を祈念して」
Img_9542(会場後方では珍しいマグロの解体ショーに多くのお客様が集まる)
Img_9595(解体されたマグロは、寿司や刺身で提供された)
Img_9550(立会人を先頭にして、関係者が登壇する)

Img_9558(立会人・久保利明九段)
「序盤は山崎ワールドが出ている。戦型予想は相掛かり。自由奔放な指し回しを見てみたい」

Img_9560(副立会人・松尾歩八段)
「終盤のねじり合いを期待したい。戦型は相掛かりと思うが、新しい形を見せてもらえるのでは」

(武蔵)

前夜祭(3)

関係者のあいさつのあと、花束贈呈、両対局者の決意表明と続きます。
Img_9450(開催地激励挨拶 大藤元裕・万松寺住職)
「万松寺でのタイトル戦は8回目になる。何よりも対局がスムーズに気持ちよくできるように」
Img_9471(万松寺関係者による花束贈呈)
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Img_9502(山崎隆之八段)
「調子が悪いわけではなく、読みを上回られている。自分のベストを尽くすしかない」
Img_9515(藤井聡太棋聖)
「万松寺での2018年の名人戦では感想戦まで見学でき、勉強になった。明日は全力を尽くしたい」
Img_9526(あいさつのあと、対局者は退場。惜しみない拍手が送られた)

(武蔵)

前夜祭(2)

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(特別協賛挨拶 西浦三郎・ヒューリック株式会社代表取締役会長)
「千駄ヶ谷の駅前にあるビルの1階が新しい将棋会館になる。お二人には明日、いい棋譜を作っていただければ」

Img_9436(歓迎メッセージ 大村秀章・愛知県知事)
「昨年は藤井棋聖に愛知県の県民栄誉賞をお贈りした。記録に残る大熱戦を期待したい」
Img_9447(歓迎メッセージ 河村たかし・名古屋市長)
「将棋は400年以上たっても最終的な最善手が発見されていない」
Img_9444(河村市長からの問いかけに、にやりと笑う対局者)

(武蔵)

前夜祭(1)

万松寺2階「白龍ホール」で、18時から前夜祭が催されました。同ホールは、明日は大盤解説会場に変わります。
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Img_9400(藤井棋聖が姿を見せ)
Img_9404_2(山崎八段があとに続いた)

Img_9418(主催者挨拶 鈴木裕一・産経新聞常務取締役)
「藤井棋聖が最年少で永世棋聖の称号を得るのか、山崎八段が初タイトルへの夢をつなぐのか」

Img_9423(主催者挨拶 佐竹康峰・公益社団法人日本将棋連盟常務理事)
「年齢差20歳、梅雨空を跳ね返すような熱い戦いを期待している」

(武蔵)

検分

祈祷後、明日の対局に向けての「検分」が始まりました。検分は対局に使用する盤や駒、対局室の具合などを確認する作業です。駒は2種類用意されました。一時は部屋の明るさについて、藤井棋聖が言及する場面もありましたが、大きな問題なく終了しました。

Img_9337(藤井聡太棋聖)
Img_9342(山崎隆之八段)
Img_9364(2種類の駒を並べ、藤井棋聖は「では、こちらで」と選んだ)
Img_9379(盤や駒だけではなく、盆周りも確認する。ふたりとも温かい茶を頼んだ)

Img_9385(検分終了の一礼)

(武蔵)

必勝祈願

検分前、関係者を交えた記念撮影と、両対局者の必勝祈願が行われました。
Img_9250(住職、両対局者、正立会人、副立会人の5ショット)
Img_9313(場所を移して、必勝祈願の祈祷)
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(武蔵)

第3局は愛知県名古屋市「万松寺」で

藤井聡太棋聖(七冠)に山崎隆之八段が挑戦するヒューリック杯第95期棋聖戦五番勝負は、藤井棋聖の2連勝で第3局を迎えました。このまま藤井棋聖が3連勝で防衛を果たし、永世称号を獲得するのか、山崎八段が1勝を返して第4局につなげるか。
対局は7月1日(月)に愛知県名古屋市「亀岳林 万松寺」で指されます。持ち時間は各4時間で、先手は山崎八段。対局開始は9時。立会人は久保利明九段、副立会人は松尾歩八段、記録係は清水航三段(伊藤博文七段門下)が務めます。

【主催:産経新聞社】
https://www.sankei.jp/
【特別協賛:ヒューリック株式会社】
https://www.hulic.co.jp/
【第3局 棋譜中継ページ】
http://live.shogi.or.jp/kisei/kifu/95/kisei202407010101.html

インターネット中継は棋譜コメント入力を文、ブログを武蔵が担当します。よろしくお願いします。

(武蔵)

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