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2025年6月30日 (月)

際どい玉寄り

20250630j▲5五桂に藤井棋聖が△5六銀と銀を取って加速しました。以下▲4三桂成△同金▲4一銀△7二飛▲3二金(1図)と進みました。検討では△3二同飛▲同銀成△同玉▲5二飛△4二金打▲5六飛成△5四銀▲4五歩△同歩▲2四角△同歩▲5五歩に△6五角(参考図)が痛打で後手が有望と見られていました。

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ところが、藤井棋聖は1図で△1二玉(2図)と寄ったのです。先手の攻めが切れているとの判断だと思いますが、▲1五歩や▲4五歩があって怖いところです。際どい攻防といえるでしょう。

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Dsc_8468(控室の検討風景。左から飯島八段、石井七段、木村九段、ヒューリック株式会社の西浦会長)

Dsc_8476(観戦に訪れた野原未蘭女流二段も検討に加わる)

(琵琶)

藤井棋聖が打開する

20250630h先手の打開策が悩まれていましたが、藤井棋聖から△5六歩(図)と打って出たのです。▲5六同銀に△6五銀左と攻める組み立てだと思いますが、鈴木大介九段は「手にならないのでは」と話しています。後手としても銀交換をすると▲5二歩△同飛▲4一銀の割り打ちがあり、怖いところです。杉本六段は▲5六同銀と取り、以下△6五銀左▲同銀直△同銀▲5二歩△同飛▲5五桂と進み、もう後戻りはできなくなりました。

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Dsc_8279(意表の打開策を披露した藤井棋聖)

(琵琶)

膠着状態が続く

20250630f桂交換にはなったものの、じりじりした戦いで膠着状態が続いています。「駒が前に出るような将棋を心掛けたい」と語っていた杉本六段ですが、打開に苦労している印象を受けます。逆にいえば藤井棋聖が相手の手を封じる指し回しを見せていることになります。果たしてどこから戦いが起こるのでしょうか。

Dsc_7464_2(打開を試みたい杉本六段)

(琵琶)

控室がどよめく

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長い駒組みが続いていましたが、藤井棋聖が△6五桂(1図)と跳ねたのです。積極的な手に見えましたが、▲7九飛△5二飛(2図)と進み、控室は驚きの声が上がりました。なぜなら2図から▲5九飛△7二飛▲7九飛△5二飛と進むと千日手模様になるからです。後手の△5二飛は次に△5六歩と突いて▲同銀に△5五銀直のような仕掛けの筋が目につきます。▲5九飛はその筋を受けた意味ですが、前述した千日手の筋がちらつきます。
2図で杉本六段は▲7七桂と跳ねました。桂をぶつけて打開を図りました。

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Dsc_8237(果敢に食らいつく杉本六段)

(琵琶)

午後のおやつ

15時、午後のおやつは杉本六段がカラフルフルーツタワー、苺のショートケーキ、ジンジャーエール、アイスレモンティー、カツサンド(軽食)、藤井棋聖がオレンジジュース、ブルーベリージュースを注文しました。

Dsc_8425(杉本六段が注文したおやつと軽食)

Dsc_8454(カラフルフルーツタワー)

Dsc_8437_3(苺のショートケーキ)

Dsc_8467(軽食のカツサンド)

Dsc_8395(藤井棋聖が注文したオレンジジュース、ブルーベリージュース)

(琵琶)

龍宮城スパホテル三日月・富士見亭

Dsc_8303(龍宮城スパホテル三日月・富士見亭の外観)

Dsc_8327(昨日、記念撮影を行った富士見亭の玄関)

Dsc_8320_2 (第92期開催時に植樹されてから4年が経ったオリーブの木)

Dsc_5804_1(写真は植樹された当時の様子)

Dsc_8328(目の前に海が広がる絶景のロビー)

Dsc_8335(売店・花車)

Dsc_8344(ロビーのバーラウンジ)

(琵琶)

現地大盤解説会

Dsc_8352(大盤解説会の様子)

Dsc_8356(石井健太郎七段)

Dsc_8386_2(本田小百合女流四段。佐瀬勇次名誉九段門下で杉本六段とは親戚筋にあたる)

Dsc_8350(大盤解説会場の様子)

(琵琶)

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